利用できる支援制度

うつ病になって、例えば、仕事を続けるのが難しくなった場合、収入などの心配事が出てきますよね。ここでは、仕事を休んで、安心して治療に専念できるような支援制度についてお伝えしますので、困っている方は、ぜひ活用してみましょう。

生活の一部を支援する障害年金

うつ病になると働く事ができなくなるため、生活費を稼げなくなってしまいます。そんな時に役立つ支援制度が、障害年金です。身体障がい者になってしまったり、精神障がい者になってしまった人が申請すると、お金…

医療費を軽減する自立支援医療制度

うつ病を始めとした精神疾患にかかってしまうと、病気の状態にもよりますが、原則として長期にわたる通院が必要に迫られます。また、心と体の両面に渡って障害を引き起こす精神疾患の場合、患者の心理的不安を取…

家に居ながら出席扱いになる方法

うつ病になると、学校に行きたくない人もいるようですが、その場合、どうすればよいでしょうか。ここでは、学校を休んでも出席日数を補える方法について触れたいと思いますので、今苦しんでいる人の参考になったら幸いです。

自宅で、ITを活用して学習を行う

うつ病の方にとって、問題となってくるのが学校の授業へ出席するということです。学校へ行くだけでも鬱になる方もいますし、学校へ出席してそこで周りの人とのコミュニケーションを強いられるのは大きなストレス…

高卒認定に合格して単位取得する

うつ病は大人ばかりではなく、子供が発症することも珍しくありません。病気が悪化することで、通学が難しくなってしまう子供もいます。長期に学校に行けない状態が続くと、単位も取れなくなりいつまでも卒業でき…

フリースクール等に通う

フリースクールは通学頻度を調整出来る

フリースクールは、子供の意思を尊重して自由な教育が受けられる場です。通学タイプや在宅タイプなど学習年齢によって内容は変わるものの、子供の状況に合わせて柔軟に学習プランを選択することが可能です。生徒の学習能力に応じて個別補助を行ったり、本人の希望によってコミュニケーションの機会を設けたりと、子供のペースを守りながら学習環境を与えることが出来ます。 フリースクールでは高校卒業資格を取得することも出来ます。高校卒業の場合は必要な学習量が定められていますが、各科目の面接指導やレポート提出数などの単位数は全日制に比べると緩やかです。そのため通学しなければいけない日数は少なく、自宅での学習がメインでも卒業資格を取得することが十分に可能です。

ICT教材利用なら自宅学習メインでOK

令和元年には、文部科学省から「不登校の児童の出席扱いについて」の文書が発表されています。内容としては、親が学校等の教育機関としっかり連携をとった上でICT(インターネット教材やシステム)を用いた学習を利用していれば、不登校であっても出席扱いにすることが可能というものです。 現在は在宅で学習するためのツールが多く、通信教材大手などが様々な教材を提供しています。学校によっては従来の教材で学習出来る様に支援してくれる場合もありますので、学校側のフォロー体制も事前に確認しておくと良いでしょう。本人に復学する力があると認められた場合は復学支援がメインになるはずですので、当事者である子供の意思を尊重した上で学習計画を立てる必要があります。ただし、あくまで出席扱いの許可を出すのは学校長ですので、子供の状況をしっかり伝え、こまめな連携をとることが重要といえます。